変化する人しない人


お腹の中の赤ちゃんは、一日も休まず変化し成長を続けています。

今日は、指と指の間にある水かきが取れて、指が一本一本離れたあたりだそうです。


二日前に病院でチェックしてもらったら

二頭身の丸々としたピーナッツのような子が見えました。


二人、ではありませんでした。



パタパタと降る雨の音が気持ちよくて

今日は午前中から昼過ぎまで3時間近くも昼寝。


久しぶりにヒンヤリした空間で眠れる幸せ。


起きたらすぐにしっかりつわりがやってきて

今日はつわり時間が長そうです。



数日前にふと、人生の転換期だな、と感じました。


妊娠するというのは、私にとって大きな変化。

妊娠前の私とは、何かが圧倒的に違う。


人や物の見方すら変わってしまったような気がする。



誰もが小さな変化を心がけてアピールしているけど

大きなジャンプはしない、そんなスタンスが見え隠れする。


やっぱり、それがその人のコンフォートゾーンなんだな、と思う。


コンフォートゾーンは、「テリトリー」みたいなもので

結局その人がこの世で安心して生きて行く上での絶対的条件。



そして、人間って、口で言うほどそう簡単に変われるものじゃないんだな、と思うのです。



さなぎから蝶になるときのような大きな変容は

人生にそうそうあるものではないのでしょう。



変化を好む人もいるし、好まない人もいる。

変化を望んでも望んだ変化が手に入らない人もいる。

それもまた、今世に決められた生き方なのかな、と思う。



振り返ると、私の人生は、大きな変化ばかり。



東京の東から西に転校して

ニュージーランドに行って

愛に出会って愛を失って

一人になって

日本に戻って

名古屋で結婚して

出産して

自分で事業して

そしてまた出産する



環境の変化を恐れてこなかった。

小学3年の3学期で転校したときも、変化に対する恐れは不思議と全然なかった。

その時々で新しい人間関係を作って

変化に伴って終わった縁も数知れない。



いつも変化に対して心の余白を持っていた私。

変化を望んでいたんだと思う。



よっぽど前世で窮屈な思いをして変化を渇望していたのかな。



一方で、環境が変わっても、私自身はあまり変わり映えしない。

きっとそこには、常に自分の中に揺るがない何かがあるからだと思う。



それが紫微斗数でいう「命宮身宮の廉貞星独主」なのか「福徳宮 破軍星」なのか。

インド占星術でいう「The star of Purpose(目的の星)」なのか。



まさか42で出産になるとは思わなかったけど

それも他でもない私の人生なんだな。



二人目が生まれても

きっと私はまた何かに背中を押されるように大きな変化へと突き進んでいく。



なにがそうさせるのか分からないけど

それも運命づけられているように思えてなりません。