来週6月25日は双子座の新月です(インド占星術)。
狙ったわけではなく安さで選んだ便がちょうどこの日に日本に到着する便で
私たち家族は2年ぶりの一時帰国を果たす予定です。
そして、この日、なんと、双子座にある木星と月と太陽がほぼほぼ同じ度数になります。
まずは、東京時間午前0時3分頃、双子座の9度8分で太陽と木星が重なります。
その後、月が追いかけるように牡牛座から双子座に移動し
午後6時33分、9度19分で木星と月が重なり
午後7時30分に、9度54分で月と太陽が重なります(新月)。
というわけで、すべてが双子座の9度で起こります。
9といえば、私の運命数。
双子座は私のアセンダントだし、なんだか運命的な感じがします。
そういえば、私が日本を離れるまで数年間仕事を手伝っていた英語教室のカナダ人オーナーがこの日のお誕生日でした。
同じ度数で並んだことは過去20年には一度もなかったと別のインド占星術師が言っていたので、双子座木星期における双子座の新月を調べてみました。
たしかに同じ度数で並ぶことは1954年までありませんでした。
木星が双子座にあった年を調べると、面白いことがわかります。
2001年はアメリカの9.11のテロでアフガニスタン紛争が始まった年でもありました。
私にとっては、恋人と事故で死別して半年が過ぎた頃でしたが、泣き続けて夢も希望もない真っ暗闇な時期でした。
その前の1989年の双子座の新月前には、中国で天安門事件が起こり、この年の後半にはベルリンの壁が崩壊し、冷戦が終結しました。
日本では、この年の初めに昭和天皇が崩御され、昭和から平成になりました。
また、この新月の一週間前には歌手の美空ひばりさんが亡くなり、この新月の10日後に歌手の中森明菜さんが近藤真彦さんの自宅で自〇未遂するという激動の年でした。
1978年7月の双子座新月の後には、日中平和友好条約が締結され(私の生誕日)、その前の1966年6月の双子座新月の後にはビートルズが初来日しました。
そしてついに、約71年前、太陽・月・木星が双子座でほぼほぼ重なったのが、1954年6月30日22時52分(東京時間)でした。このときの度数は15度台。
ちなみにこのときは、ケートゥ(Ketu)と逆行した水星が同じく双子座にありました。
この新月の数日前に、モスクワで世界初の原子力発電所が運転を開始したそうです。
そして、日本ではこの新月の翌日、「自衛隊」が発足したとのことでした。
こうやって歴史を見ていくと面白いですね。
まだ終わりを見ないロシアとウクライナの戦争に加えて
ここ最近始まったイスラエルとイランの交戦で、厭世的な気持ちになっていました。
国とは何なのか。なぜいつの時代も平和を壊す人たちがいるのか。
そこでつましく暮らしている市民がなぜ巻き込まれなければならないのか。
ある国は核開発をしてよくて、どうしてある国はダメなのか。
平等って何なのか。
地球という一つの星で、どうしようもないパワーバランスの戦いをしている。
戦争が起こって結果的によかったと語る人はどれくらいいるのだろう。
占星術を通して運命学に触れて、何事にも因果があると理解したけど、
戦禍に追われて恐怖を感じ逃げ惑い途方に暮れる人たちを、因果だからと割り切る気にはなかなかなれません。
今年は終戦から80年。
この時代に日本に生まれたのはどうしてだろう。
平和の使者としてどうこれから生きていくのか、考えています。
あるインド占星術師が、口を酸っぱくして
これからは、小さな土地を買って耕して食料を確保しろ、と言っています。
AIが台頭して大卒や院卒の学歴が何の役にも立たない時代はすぐそこなんだそうです。
12年後のこのブログで新たな双子座木星期の新月を検証できたらいいなと思います。
<< SONG OF THE DAY >>
< 追伸 >
平和の使者といえば、4月の初めに美しい白い鳩を見ました。
その時の動画はこちら・・・↓
0コメント