つらいときの笑顔だって誰かの心の支えになる

いつもご覧いただきありがとうございます。


娘のスイミングがある水曜日は雨に見舞われることが多いのですが、

今日は久しぶりに晴れ渡っています。


豪雨の被災地の方々を想い、

物質的なサポート以外にもなにかできることはないかと考え、

「おひさま~大切なあなたへ」を選びました。


奇しくもこの曲は、

2011年3月11日の東日本大震災の後にスタートしたNHKの朝ドラ「おひさま」の主題歌でした。


☆☆☆


歌のページに使用した、私の手に蝶々が乗っている写真は、

6月18日の大阪の地震の日に撮影したものです。


この蝶々は、前日の「父の日」に

私の家の駐車場で強風にあおられて転がっていました。

まだ生まれたばかりで上手に羽根を広げられず、

ただ地面に這いつくばって風をやり過ごしたり、トコトコ歩いてみるので精いっぱい。


車の通る道路だったので心配で様子を見ていたら、

くるっと向きを変えて、私の方に向かってきて、なんと私の靴によじ登ってきたのです。



それから10分、20分経っても離れようとしないので、

家のラベンダーにとまらせることにしました。


18日に一度隣家に飛び立ったのですが、よろよろで車のタイヤしがみついていたので、

もう一日、家のラベンダーで保護しました。

そのとき、蝶々を手にのせて家に連れて帰る写真が、この写真です。


19日の朝は見かけたものの、午後にはもういませんでした。


あれからもうすぐ1ヶ月。

きっと今頃、空を自由に舞っていると思います。


実は、この蝶々に出会った時、私はあまり体調が優れず、気持ちがだいぶ落ち込んでいたときでした。


この蝶々をお世話(?)した2日間、自然と笑顔になれました。

そして今でも家の近くでアゲハ蝶を見かけると、あの子かな~?と優しい気持ちになります。


☆☆☆


思えば、NHKの朝ドラ「おひさま」も、

戦時中を生き抜き、自宅兼店舗を焼失する火災を経験し、

学校の先生から転身して、新天地でそば店をオープンしたストーリーでした。


主人公の名前は、太陽の"陽子"。

『おひさまのようにいつも笑って世界を明るく照らす』


くじけそうになっても

一寸先がみえなくても

あなたは誰かの太陽かもしれません。


☆☆☆


まだまだ大変なことはあると思います。

でも、

最悪なときはもう過ぎたと信じたい。

あとは助け合いだけ。

いつだって笑顔が希望です。


真っ暗な狭い洞窟で18日間も信じてあきらめずに救助を待ったタイの子どもたちの笑顔と合掌を思い出しながら。


本日も長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。