アン・サリーさん。
私は初めて聴くと思ってたけど
私が理央が生まれてから買った「りんごの子守唄」というアルバムに
2曲もアン・サリーさんが歌う曲が入ってた。
すごく心地いい歌声で
語りかけるような歌い方で
とっても癒しを感じる。
アン・サリーさんのライブは人気で
立ち見の予定だったんだけど
直前でキャンセルが出て
本当にラッキーなことに私たちみんな座って聴けるようになって。
それもね、
大橋トリオや星野源の曲のピアノを担当した
小林創(はじめ)さんという人が伴奏してくれて。
すごい人に見初められるって人ってことは
すごいってことだよね。
すべてがスペシャルだったなー。
一部の最後にね
アン・サリーさんが
「はじまりの朝」という歌を歌ってくれたの。
最初の歌い出しでこれはヤバいなと思ったけど
5小節目で涙腺が崩壊した。
朝早くから名古屋を出て
全力でワークショップを終えて
ようやく一息つけて
この日のために準備がんばって
みんなで神戸に来れて
天気もよくて満月も見えて
手まりのワークショップも無事に終わって
健ちゃんの誕生日間近に
健ちゃんの育った神戸にいて
友だちがいっぱいいて
理央がいて
いつしかFEEDに携われるようになって
今年初めて同窓会を開いたことや
死別のシェア会を開いたことや
健ちゃんのご両親に久しぶりに会えたことや
逢いたかった人たちに会えて
本当にいろいろなこと
いろいろなことを感じて。
アン・サリーさんのこの歌は寄せる波のようで
私はただ溺れる人。
私の心にストレートに入ってくる歌詞にいざなわれるように
いろんな想いがあふれて
涙が止めどなく出てきて
タオルハンカチはびしょびしょ。
そしてね、
アン・サリーさんの歌を聴きながら
平井堅さんのRingにある
「一度だけでもいい・・・
喜びに声を上げ泣いてみたい」を思い出して
私が今流している涙って
悲しみの涙じゃないな。
これは喜びの涙だなーって思ったの。
自分にはそんな日は来るなんて夢のまた夢だと思ってたけど
あー、ついに私も喜びの涙が流せるようになったんだって思ったら
また泣けてきちゃって。
健ちゃんも喜んでくれてるかなーって思ったら
もっともっと泣けてきちゃって。
満月とともにすっかり浄化されたよ。
2部でね、
アン・サリーさんが
子どもの頃好きだった歌手が「ゴダイゴ」って言ったの。
私も!健ちゃんも!って、嬉しくなった。
私はゴダイゴの歌が好きってなんか渋すぎて
友達の前で言ったことなんてなくて
でも健ちゃんは堂々と懐メロを聴いてて
ゴダイゴの歌も一緒に良く聴いた思い出の歌だよね。
だからつながってるなーって嬉しくて。
それでね、アン・サリーさんは
「銀河鉄道999」を歌ってくれたんだ。
この歌詞がまた私に向けられているようで。
私の数秘は、9だしね。
モチーフとなった銀河鉄道の夜は、宮沢賢治で ケンジ だしね。
次の日は
兵庫県立美術館の外で
事前に調べて見てみたいと思った「サン・シスター」を見れたんだ。
ちょっと鉄腕アトムチックで感動した。
なんだかワクワクした。
名古屋に帰ってから創作した人を調べたら
ヤノベケンジさんという人だった。
これもまたケンジだね。
ヤノベって名前の響きも私の旧姓と似てて
なんだかやっぱり
意味があって見に行かされたようなかんじがした。
健ちゃんも私の目を通して
新しい神戸を一緒に見れたかな?
私にとっても新しい神戸の思い出を作れた旅だった。
理央は夜中高熱を出して心配したけど
見えない力が働いたのかな、
翌朝にはケロッとしてて
子どもたちも最後まで元気で
名古屋に無事に帰ってこれたよ。
ありがとう。
私は今ここでこうして生きてるよ。
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