あなたは泣いていますか?
最後に思いっきり泣いたのはいつですか?
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いつもご覧いただきありがとうございます。
七夕の日に開催する
伴侶を亡くした方々とのシェア会
「七夕~想い人に会える日~」。
一緒に主催してくださるKAYOさんがブログを更新しました。
このイベントに新たにスピリチュアルなゲストが加わり、
よりパワーアップしていますので、ぜひお目通しください。
KAYOさんのブログの中には、
私達の開催の趣旨と想いがたくさん散りばめられています。
未来を一緒に夢描いた人の死と
死別の悲しみは、
想像以上に深いです。
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KAYOさんは、
私の先日のブログ(憂鬱な気分の突破口は・・・)を読んでくださって
「シンクロがあった」と連絡をくれました。
ブログの中で紹介した中孝介さんの花という曲は、
KAYOさんの亡くなった彼が大好きで、
一緒によく飲みながら聴いていた思い出の曲だった、と。
しばらく聴けずにいたけど、
今回、曲を聴いて
久しぶりに声を上げて泣いた、と。
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先日開催したワークショップ「えいごでコラージュ」。
参加してくださった1歳児のママさんが、
2年前に短い闘病の末にお母さんを亡くしたことを話してくれました。
そのママさんは、
お母さんを亡くしてから一度も泣いていないと言っていました。
出産や育児、旦那さんの義理の家族との同居で忙しくて、
一人きりで泣くことができないまま時だけが過ぎてしまった、と。
そう。
時間があれば
場所があれば
声を上げて思い切り泣けるのに。
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25日の読売新聞に
お笑い芸人のゴルゴ松本さんの記事がありました。
現在、全国の少年院で「命の授業」に参加しているそうです。
【弱音を吐くの『吐』は、
プラスとマイナスでできているが、
マイナスをなくせば『叶』になる。】
「犯罪に手を染め、
将来に希望が持てなくなっている子どもたちに、
努力次第で夢が叶うことを伝えたい」
と。
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気持ちを吐き出さずにいると、
胸の中の風船はいつか破裂してしまうかもしれない。
私は、
亡くなった恋人に向けて、
行き場のない想いを4年間ブログで吐露し続けました。
亡くなってから1、2年は友だちに気持ちを打ち明けることができました。
でも不思議なことに時間が経てば経つほど
口に出せなくなるのです。
周りを暗くするだけだ思うようになりました。
愛する人を亡くすということは、
亡くしてすぐより、
亡くしてから時間が経つほうが
実は、もっともっとつらかったりします。
なぜなら、
自分の想いは変わらないのに
周りはどんどん変わっていくからです。
多くの人は、
月日が経てば「乗り越えられる」と考えがちですが
時間ではそうそう解決できません。
そうではないことのほうが多い。
だから、私達は、「乗り越える」のではなく、
それと共に生きている。
もし、胸にしまったままで生きずらさを感じているなら、
ぜひ、このシェア会に参加してください。
そして、もし身近にそのような方がいらっしゃいましたら
どうぞこのシェア会のことを教えてあげてください。
吐き出すことで
希望が見えてくるかもしれない。
目の奥にしまいこんだ涙を流した後は
少しだけ世界が光って見えるかもしれない。
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今日のブログを書くにあたり、
読んでくださった方に贈りたい歌があります。
もうひとつの「花」
沖縄出身の石嶺聡子さんが歌う、「花」。
私は、高校時代にこの曲を彼女の歌声で知り、
今も彼女の歌声のまま心の中に残っています。
沖縄は、
KAYOさんと、亡くなった婚約者が、
将来一緒に暮らしたいと夢見た場所でもありました。
「泣きなさい」
そして
「笑いなさい」
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