6月15日は、父の70歳の誕生日。
両親は、萩・津和野に旅行に行っています。
私が父のもとに生まれてきた理由がようやくわかりました。
それは、父が「旅行好き」だったから。
特に、「飛行機」が大好き。
父が旅行好きでなければ、
私は父の元には生まれていなかったと悟りました。
☆☆☆
父は、早稲田の付属高卒業だったにも関わらず早稲田大学行きを逃し、
法政大学の「地理学科」を卒業しました。
大手旅行会社に就職が叶わず、
「窓から夢をひろげます」というキャッチフレーズで知られた会社で定年まで働きました。
家に一台しかないテレビは、
父がいるときはおおよそ「海外旅行番組」でした。
テレビの中で、何カ国も旅してきました(笑)。
東京の多摩西部へ引っ越してからは、
父の通勤時間が1時間半近くになり、
本棚にたくさんの単行本が並ぶようになりました。
父が買う本は決まってアジア。
特に韓国に関する本。
なぜアジアかというと、食が旨い!
そして、旅行するのに近くて安いからだったようです。
私は暇を持て余すと、
よく父の本棚から読めそうな本を探しては読破していました。
そのせいか、
大学進学にあたって私は、
カンボジア語やベトナム語など、
あえてマイナーな言語の学科も考えていました。
結局、大学は、
父がニュージーランドの大学の奨学金の広告を見つけて
私に「応募してみたら」と言ったのがきっかけで、
それまで一度たりとも考えたことがなかった「ニュージーランド」という道が開かれました。
ニュージーランドの大学に入学してすぐに
韓国人留学生と交際を始めて、英語よりも先に韓国語を覚えたりしました。
就職活動で一番入りたかったのは
マレーシア航空。
でも、
事故に遭って恋人を亡くして
恋人が卒業後も暮らしたかったニュージーランドで就職活動をして、
学生ビザが切れる直前で決まったのが
父が夢叶わなかった「旅行会社」でした。
☆☆☆
私の「世界の平和に尽力する」という目標のためには、
外国を知り、
異文化に興味を持てるよう、
その道に進めるよう、
父や母でなければならなかったのだと思います。
これまで、
「親の影響」で自分がこうなったと思うのが常でしたが、
親を選んで生まれてきているのであれば
今、そのどれも無駄にはなっていないと思います。
いいえ、どんな経験も無駄にしないように生きていくのみです。
自分の生き方に迷っているときは
ぜひ一度、父や母を選んで生まれた理由を探してみてください。
父や母の「夢の押しつけ」と思う教育方法や
不和な家庭環境の中にも、
自分が生まれてきた目的や、使命、役割の答えを導き出せるのではないかと思います。
生きてこそ、わかることがある。
奇しくも、6月15日生まれの人は、
8月12日生まれの私にとって
ソウルメイトの一人みたいです。
☆☆☆
6月23日土曜日
名古屋市緑区の親子カフェで
藤城茉莉花さんと『リトル・ミー∞えいごでコラージュ』を開催します。
これは、私が子どもの頃に好きだった本やアニメや漫画、映画の一部です。
こう見ると、私は子どもの頃から、外国や、牧歌的な風景や、長編の物語が好きだったのだと気が付きます。
幼いころの自分が好きだったことを思い出して
お子さんとシェアしてみませんか?
お子さんは、ご両親が子どもの頃に好きだったものにきっと興味を持ってくれるはず。
もちろん、お一人での参加もウェルカムです!
小さな頃の「好き」。
「好き」から広がる世界。
一緒に広げてみませんか?
前日の双子座新月は、
子どもの頃に好きだったことに「副収入」の鍵があると言っていましたよ☆
そんな発見も一緒にできたらいいですね♡
↓ 詳細はこちらから ↓
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本日も最後まで長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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