「完壁」ではない。できないことを楽しもう!

こんにちは。

今日からまた月曜日。お疲れ様です。

先週、娘からこんな手紙をもらいました。

翻訳すると(笑)

「りおへ(なぜ?)

ママ、いつも りお のために頑張ってくれて感謝と思いおこします」

クスッと笑えますね。ほんとうに可愛い♡


☆☆☆


来月に英語のワークショップを開催するにあたって

友人から、「英語を人前で話すことが恥ずかしい」から躊躇しているという声をいただいています。

かくいう、私もニュージーランドに留学している間はずっとそうでした。

人前で拙い英語を話すなんて、無理!!ヤダ!!恥ずかしい!!って。



ある程度の英語教育を受けてきたのに、人前で英語を話すなんて恥ずかしい、と思う人たちのなんと多いことか・・・

≪『ボーっと生きてんじゃねえよ!』のフレーズが大好き♡ナイナイの岡村隆史さんがNHKで司会をする番組「チコちゃんに叱られる!」  風 (笑)≫


「完璧」を求めすぎる日本人。

「美意識の高さ」、あるいは、「日本人たるもの」というプライド、でしょうか。


そこで頭の中でリフレインしだしたのが、

「青春の輝き」というタイトルで知られるカーペンターズの "I need to be in love" の、歌詞の中で特に大好きな部分

" I know I ask perfection of a quite imprfect world " 

『全然完璧じゃない不完全な世界に、「完璧」を求めてる』

英語の歌詞をリズムに合わせて日本語に翻訳してみました。

よろしければ、英語の勉強にご覧ください。

☆☆☆


4月下旬にKanaCoちゃんに紹介していただいた星野順子さんの「マネーセミナー」で教えられた「完璧」の「ぺき」の字・・・。


常日頃、PC入力やスマホの漢字変換ばかりで気が付かなかったのですが

いざ、ペンを持って書いてみると

「完壁」は、大間違い・・・


「壁」ではないんですよ、「璧」!!

土ではなく、玉です・・・


自分では、カンペキー!!と思いながら、「完壁」と書いているんだから笑えちゃいます。


カンペキに思える人も

カンペキに思えることも

本来、この世の中に「完璧」なものなんてそうそうないんですよね。


☆☆☆


昨日の読売新聞の編集手帳に、

先日の私のブログ「上を向いて歩こう」で紹介した2作品の映画監督 "河瀬直美監督"と、フランス出身の女優ジュリエット・ビノシュの記事が載っていました。


"ジュリエット・ビノシュ"は、私が昨年末にAmazon プライム・ビデオで見た【A Thousand Times Good Night (邦題「おやすみなさいを言いたくて」)】という映画の主演を務めています。


この映画は、戦場カメラマンとして海外の紛争地域で働く女性が取材中に自爆テロに巻き込まれ、夫と娘二人が待つアイルランドの家に帰る物語。

仕事や家族、そして「正義感」の葛藤が描かれています。


彼女がバリバリ働いている間、家のことも娘二人のことも夫にまかせっきり。

彼女には、戦場カメラマンとしての情熱とキャリアとプライドがあって、夫も理解してくれていて、すべてうまくいっていると思っていた。


でも、現実は、「完璧」ではなかった。


女が子どもを生むとは・・・

母になるとは・・・

女がキャリアを優先させるとは・・・

家族とは・・・


10代の頃「国際ボランティア」や「ジャーナリスト」になりたいと思った時期があった私にとって、この映画は、本当に本当に考えさせられるものでした。


私も、娘を1歳3ヶ月から保育所に預け始めて、プチリストラされるまでパートだけど意欲的に「働く」ママを務めてきました。

「楽しく働く姿を娘に見せたい!」

そんな一心でした。

だけど、いつも時間に追われてばかり。

「完璧」にできたことなんて何もなかった。

私は、家事も子育てもお給料をもらえる仕事も「中途半端」だったのです。


☆☆☆


そもそも、「完璧」な人間は生まれてこないのでしょう。

だから、足りないところを補いたい、もっと上を行きたい、充実させたい・・・

もっと、もっと、、、という意欲につながっていくのだと思います。


カーペンターズの "I need to be in love" は

「恋をしなくちゃ!」という歌だけではなく、

「限られた命の時間のなかで何かに真剣に向き合うこと」の必要性を説いた歌だと感じています。


"be in love with someone or something"

誰かに恋したり、何かに夢中になったり


それが、「生きる」ことの醍醐味なのかもしれません。


「完璧にできなくて当たり前」


それなら、できないことを、楽しもう。


☆☆☆


本日も長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。